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メディアのキーポイント

ニュースや雑誌などのキーポイントを押さえていくブログ。

2016年世界経済と日本経済

 

2016年 世界の真実 (WAC BUNKO 224)

2016年 世界の真実 (WAC BUNKO 224)

 

 


1/3【新春討論】日本と世界経済の行方[桜H28/1/2]


2016年日本と世界経済の予測。新たな動き(スピリチュアルメッセージ)

2016年の世界経済ですが、今年も鍵を握るには米国の利上げと中国経済だと考えています。まず、米国の利上げが大きな混乱なしに進められるかどうかが、重要なポイントになります。ここでは、米国経済自体への影響も然ることながら、新興国への影響が注目されています。過去にも、米国が金融を引き締める過程で新興国が危機に見舞われることは何度もありました。とくに今回は、米国が量的緩和と呼ばれる異例に大胆な金融緩和を進める中で、大量の資金新興国に流れ込んでいましたから、その逆流が懸念されているのです。
 一方、中国は今年も株安で年初から世界の市場を騒がせましたが、マクロ経済は徐々に安定しつつあると見ています。しかし、中国はリーマン・ショック後に4兆元の大規模な経済対策を実施し、それがバブルを生んだ結果として、国営企業の過剰設備や地方政府の過剰債務といった後遺症を抱えています。当面の景気は安定しても、こうした問題への根本的な対応が行われない限り、中長期的な中国リスクは解消されない点に注意が必要です。
 これ以外にも中東情勢の緊迫、テロや難民問題など、世界の政治経済を取り巻く環境は不確実性を増しています。IMFは今年の経済成長率が3.6%に高まると予想していますが、この見通しは毎年のように下方修正されています。事実、2015年の成長見通しは3.1%と申し上げましたが、1年前には3.8%と予想していたのです。今年も、世界経済の成長率が目立って高まることは期待しない方がいいと思います。
 翻って日本経済ですが、昨年の秋頃から輸出も少し増え、一時期の踊り場から抜け出しつつあります。ですから、世界経済さえ安定していれば、今年も暖やかな回復基調を続けるだろうと考えています。
 先程も申し上げたように、今年の世界経済がはっきり加速するとは思えません。